先に案内の通り『八重山将棋順位戦2019』が9月1日に開幕し9月29日に無事閉幕。
参加された皆様、一ヵ月間に渡る熱戦、激闘、お疲れさまでした。
<順位戦結果>
【A級】
優 勝:石垣 長武(一般)
準優勝:奥原 忠吉(一般)
【B級】
優 勝:登野城 雅治(一般)
準優勝:伊佐 明(一般)
【C級】
優 勝:玉里 大育(一般)
準優勝:西表 智(一般)
A級は八重山トップクラスの実力者揃い。一般6名に学生2名の計8名での総当たりリーグ戦。
初日から優勝候補者達に土がつく波乱の展開。二日目には全勝者も消え、星のつぶし合いの様相を呈す。
一敗者3名で迎えた最終日。八重山2トップの奥原さん、石垣さんが着々と白星を重ね、一敗同士での元県名人同士による最終対局が実現。
石垣さんの四間飛車に奥原さんが巧みな序盤戦術で五筋位取りから盤面を制圧。苦しいながら容易に倒れない石垣さん、終盤秒読みに急かされ奥原さんに小ミスが出て体が入れ替わり最後は逆転。石垣さんの優勝。奥原さんの準優勝という結果に。
B級はC級と合同での総当たりリーグ戦。一般13名が参加。
下馬評通り、初日から優勝候補の登野城さんが全勝で白星を重ねる。二日目、与那原さんが奮闘しついに登野城さんに土をつけるも、その後最終日まで1敗を守り切って登野城さんが11勝1敗の見事な成績で優勝。優勝争いには絡まなかったもののコンスタントに白星を集めて地力のある所をみせた伊佐さんが8勝4敗で準優勝。
C級でエントリーの玉里さんがBC合同リーグの中、7勝5敗の好成績でC級優勝。同じく6勝6敗の西表さんが準優勝に。
(総評)
一ヵ月に渡ってのリーグ戦、そして会場も”ばしらいん(B・C級)”と”八将館(A級)”に分かれて隔週交互に開催というのも初の試みでしたが、参加された皆さんのおかげで無事盛況のうちに終えることができました。ありがとうございました。
今回は支部会員(現役・元)以外にも3名の方が初参加。それぞれ実力を発揮し好成績を残されました。やはり石垣島には隠れた強豪が結構いるんだなと再認識。今回参加されなかった腕自慢の方々、次回参加お待ちしています!
今回学生の参加は2名のみでしたが(有段者限定)、A級に参加の當銘兄弟も活躍。それぞれ実力上位者に土を付け、3勝4敗で降級を回避。今後の活躍がまた楽しみです。
以上、”八重山将棋順位戦2019”の結果報告でした。
(成績表)
(A級対局風景)
(B・C級対局風景)
2019年09月30日
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