5/21に市内、大濱信泉記念館にて開催された八重山毎日新聞社杯『第四回八重山ジュニア将棋選手権大会』の結果は以下の通りとなりました。
【ジュニア選手権の部(Aクラス)】
優勝 熊木 海駆人 くん(八重山高1)
準優勝 大江 みちる くん(石垣第二中1)
3位 當銘 征三郎 くん(川原小6)
【中級者の部(Bクラス)】
優勝 宮井 理央くん(海星小4)
準優勝 仲若 晋之輔くん(大浜中2)
3位 大M 晟椰くん(石垣第二中3)
【初級者の部(Cクラス)】
優勝 喜納 正直くん(平真小3)
準優勝 岸本 紳仁郎くん(平真小2)
3位 木伏 旭陽くん(吉原小4)
選手権の部は6名の選手が参加。有段者も含め、いずれ劣らぬ実力者揃いです。
総当たりリーグ戦(持ち時間15分切れ30秒)で、優勝の行方は最終試合まで白星を重ねた大江君と熊木君の全勝対決に。結果は優勢な局面でひるまず一気に攻めて即詰みに打ち取った熊木君の勝利。2年ぶり2回目の優勝となりました。
3位には小学生1の當銘(征)君が入賞。
中級者の部は5名の腕自慢が参加。Aクラスと同じく総当たりリーグで15分切れ30秒の戦い。
千日手指し直しが出るなど、実力伯仲の熱戦続きでしたが最年少(小4)の宮井君が圧巻の全勝で見事優勝!
以下は同率者3名による順位決定戦の結果、2位に仲若君、3位大濱君となりました。
初級者の部は過去最高の21名が参加!
人数が多いため、くじで2ブロックに分けてリーグ戦を行い、各2名ずつ代表を選出しての決勝トーナメント方式に。
こちらも全敗者が出ない好勝負続きでした。多少の反則行為(二歩とか駒の動き間違い)があったのはこのクラスならではのご愛嬌ということで。(~_~;)
予選リーグ全勝の喜納くんがその勢いのまま、トーナメントでも連勝し見事優勝。小2ながら勝負強さを発揮した岸本君が準優勝、3位決定戦を制した木伏君が3位となりました。
このクラスでは女子が4名(内2名は決勝トーナメント進出一歩手前の活躍)、幼稚園児が1名と、賑やかなクラスで大会を盛り上げてくれました。
(全員で記念写真)
(大会風景1)
(大会風景2)
(大会風景3)
(成績表)
(選手権の部入賞者)
(中級者の部入賞者)
(初級者の部入賞者)
(総評)
今年は昨今の将棋ブームの追い風もあってか、過去最高の32名の少年少女が参加し大変盛り上がりました。昨年のこの欄では『ジュニア選手権の部は年々レベルが向上!。(中略)この中から未来の学生沖縄県代表が出る日も近い!』と書いたのですが、この言葉通りに選手権の部優勝の熊木君は大会2週間前に沖縄県高校竜王のタイトルを獲得してくれました。その熊木君でも楽な戦いばかりではなかったレベルの高い今大会だったと思います。
また中級者の部はまさに「仲間内では無敵の腕自慢」という面々が参加し、Aクラスに負けない熱い戦いを繰り広げました。
初級者の部は予想を超える参加数で進行が懸念されましたが、参加選手の皆さん、保護者の皆様の協力もあって無事時間内に終えることができました。この場を借りて御礼申し上げます。
今年は女子選手の参加も増え、選手層も幅広く、とてもいい大会になったと思います。
参加の選手の皆さん、応援の保護者の皆様、その他関係者の皆様お疲れ様でした。
さて、ジュニア選手権大会は上記の結果となりましたが、来たる8月6日には今年も恒例の八重山将棋まつりが開催されます。同時に小学生/一般A,B/女流大会も開催します。プロ棋士・高田七段も来島の予定です!。
今回惜しくも入賞を逃した方、学校イベントで参加できなかった方、是非チャレンジしてください!。多数の参加をお待ちしています。
(詳細については後日、当ブログで告知いたします)
以上、大会結果速報でした。
2017年05月22日
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